「ゲームばかりしていて大丈夫かな?」
子どもがマインクラフトに夢中になる姿を見て、そんな不安を感じたことはありませんか。わが家でも、最初は同じ気持ちでした。
ところが一緒に遊んでみると、ただのゲームだと思っていたマイクラの中に、
考える力・工夫する力・何度も挑戦する姿が見えてきたのです。
気がつけば、親の私のほうが「これって学びになってる…?」と興味を持つようになりました。
この記事では、
マインクラフトを通して子どもの成長につながると感じたマイクラの教育効果や、ゲームをきっかけに生まれた家族で過ごす時間の変化について、実体験をもとにお話しします。また、おすすめ本の紹介もしています。
マイクラは教育的にも価値がある
マインクラフトに夢中になりすぎている子どもたちの姿を見て、「このままで大丈夫かな…」と不安に感じていた頃、
「マイクラには教育的な効果がある」という話を耳にしました。
気になって調べてみると、マインクラフトには次のような力が育つと言われていることがわかりました。
マインクラフトで育つと言われている力
・創造性
一つとして同じものがない世界。
ブロックの組み合わせは自由で、発想次第でどんな建物も作れます。
子どもの「こうしたい!」という想像力が、どんどん広がっていきます。
・探索力・冒険心
広大なワールドには、さまざまな景色や世界、宝物が存在します。
知らない場所へ進むワクワク感が、自然と「やってみたい!」気持ちを引き出します。
・協調性
拠点づくりや資材集め、建築などを分担しながら進めることで、
協力すると物事がうまく進むことを体感できます。
・プログラミング的思考
仕組みを考え、試して、失敗して、また工夫する。
マイクラの遊びの中で、自然とプログラミング的な考え方が身についていきます。
マイクラをして良かったこと

マイクラの中で見えた、子どもたちの優しさと成長
実際にマイクラを一緒にしてみて、「やっていてよかったな」と感じる場面がたくさんありました。
兄は、操作の仕方をとても丁寧に教えてくれます。
敵に襲われていればさっと倒し、困っている様子を見るとすぐに駆けつけて助けてくれる存在です。
その姿を見て、
「こんなふうに学校でも誰かを助けているのかな?」
と思うと、なんだか心があたたかくなりました。
一方、妹は私と同じで戦いがあまり好きではありません。
正直、マイクラは難しいかな?と思っていたのですが、
いざ始めてみると、できることを次々とこなしていく姿に驚かされました。
私が高い場所で建築していると、
「落ちたら危ないよ」と言わんばかりに、下にスライムブロックを置きに来てくれることもあります。
ゲームの中でも、ちゃんと優しさが表れているんだなと感じた瞬間でした。
※高い場所から落ちるとゲームオーバーになるのですが、スライムブロックの上に落ちたら、ノーダメージです。
兄妹が仲良く会話

マイクラを始めたころから、子どもたちは帰宅後も、食事中も、就寝前までも、
「次は何する?」
「〇〇を作りたい!」
「兄がこうするから、妹はこうして!」
と、毎日マイクラの話が尽きません。

いつも楽しそうに会話しています!
私の知らない用語もたくさんでてきてわからない!!w
夫と会話

一方で私はというと、10年ほど前にツムツムを少し触ったくらいで、ほとんどゲーム経験がありません。
毎晩ゲームをする夫を横目に、正直なところ、ひっそりと嫌悪感を抱いていました。
そんな中、子ども2人がそろって小学生になり、夫と2人で過ごす時間が数年ぶりに戻ってきました。
そこで気づいたのです。
――趣味も好みも考え方も違う私たち、会話がない(笑)
同じ家にいても、それぞれが好きなことをして過ごすだけの日々でした。
ところが先日、ふと夫が
「マイクラしよかー」と言ったのです。
2人で同じことをするなんて、ましてやゲームなんて、ありえない!
…はずだったのですが。
気づけば今では、毎週のように「あーだこーだ」言いながら、夫婦でマイクラをしています。
無言だった夫婦に、思いがけず会話の時間が生まれました。

気づけばマイクラは、子どもだけの遊びではなく、家族みんなの共通の話題になっていました。
ゲームに詳しくない私でも、少しずつ分かるようになり、会話に混ざれるのが嬉しかったりします。
「ゲーム=悪いもの」と思っていた気持ちが、少しずつ変わっていった瞬間でした。
マイクラの魅力、ハマった理由と嘆きの記事はこちらからご覧いただけます。
▶ マイクラにハマった理由と嘆き
マイクラ教育!おすすめ本

なかなか本を読んでくれなかった子どもたち。
そんな中、「マイクラの本なら読んでくれるかも?」と思い、本屋さんへ行きました。
そこで息子が自分で選んだのが、マインクラフトの本。
驚いたことに、ページのすみずみまでじっくり読み込み、普段あまり本を読まない娘まで、この本だけは一生懸命読んでいます。教育的にも大成功です!
マイクラを通して感じていた
「考える力」「工夫する力」「想像する力」。
それが本という形でも、しっかり子どもの成長につながっていると感じました。
また、出版社をそろえることで内容や雰囲気が統一され、子どもたちにとっても読みやすいようです。
Nintendo Switchで遊ぶ! マインクラフト最強攻略バイブル 2025アップデート対応版 [ マイクラ職人組合 ]
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Nintendo Switchで遊ぶ! マインクラフト モンスタートラップ組み立てガイド [ マイクラ職人組合 ]
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ちょっとしたエピソード6歳娘のつぶやき

マイクラを始めた当初は、右も左も分からず、子どもにお願いされたことをただやるだけでした。
コントローラー操作もおぼつかず、「置いて」「壊して」を繰り返す日々。
ところが、少しずつ操作に慣れ、ブロックもスムーズに置けるようになってくると、不思議なことに欲が出てきます。
「どうせなら、自分の好きな木材でオシャレな拠点を建てたい…」と。
そんなある日、私が真剣に建築していると、娘がそばでいろんなものを置いたり、まったく違う素材のブロックを並べ始めました。
つい私は、
「オシャレなブロックでしたい!」
「そこにはそのブロック置かないで〜!」
と口出しするように。
すると娘が、しみじみ一言。
「はぁ…ママ、まえは可愛かったなぁ」
あまりにも味のある言い方で、思わず笑い転げてしまいました。
きっと心の中では、
「ママ変わったな、扱いづら〜」
と思っていたに違いありません(笑)
子どもに教えられる立場から、いつの間にか本気になる親

マイクラを始めたころは、子どもに教えてもらう立場でした。
それがいつの間にか、「どう作ろう」「もっと良くしたい」と本気になっている自分がいます。ハマりすぎて、家事育児を怠って自己嫌悪でしたが、良いこともたくさんあることに気づけました。
子どもの世界に少し足を踏み入れただけで、見える景色はこんなにも変わるんだなと感じました。
教えているつもりが、実はたくさんのことを教えてもらっているのは、親のほうなのかもしれません。
何より家族で一緒に楽しめるって、最高の時間♡
時間を守り、ほどほどに楽しみます(^^♪
マイクラをちょっと見てみようって方はこちらをご覧ください。
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