※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
韓国ドラマを日頃から観ていると、
「え、日本のドラマとこんなに違うの…?」とハッとする瞬間、ありませんか?
テンポ、演出、キャストの存在感、そして視聴率の伸び方まで
比べてみると、日韓ドラマには意外と大きな差が見えてきます。
前回は“リメイクがなぜ成功するのか”や視聴率の傾向を見てきました。
この記事では
一歩踏み込んで、ドラマの制作費をチェック。
さらに実際の作品例までまとめて、気になる点を徹底比較しました。
韓ドラ沼の視点で、日本ドラマとの“違い”を楽しく深掘りしていきます。
前回の記事はこちらからご覧いただけます。
▶ 【韓国ドラマ☆リメイク比較】韓国版は大ヒット日本版苦戦の理由
▶ 韓国ドラマが成功する理由
韓国ドラマの1話あたりの制作費(相場)
近年、韓国ドラマの平均制作費は大きく上がってきており、以前の300〜400万ウォン程度から、1話あたり2億ウォン(約1500万円前後)以上になる例が増えています。
特に、Netflix・Disney+・大作系などのOTT(ストリーミング)向け作品では、制作費が高くなりやすい傾向にある、という統計的傾向があります。
さらに、俳優の出演料高騰が制作費増加の主な要因のひとつとして指摘されているのは事実です。主演クラスだと1話で数億ウォン〜数億円クラスの出演料が出る例もあります。
特にNetflix作品は、世界配信を前提とした大規模プロジェクトも多く、1話あたり数億円クラスのドラマが普通に存在する時代になっています。
Netflix人気韓ドラ|制作費一覧
そこで、日本でもよく観られた人気Netflix韓ドラの「1話制作費」と「総制作費」をまとめてみました。
ドラマの“裏側の数字”を知ると、作品の見え方がちょっと変わって楽しいです。
| 作品名 | 配信年 | 主演 | 制作費(1話) | 総制作費(シリーズ) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| イカゲーム | 2021〜25 | イ・ジョンジェ | (約3.6〜14.7億円) | 約₩1000億(約110億円)以上 | 世界的メガヒット |
| キングダム | 2019〜20 | チュ・ジフン | 約₩2B(約2億2000万円) | 約₩35B(約38億円) | Netflix初期の大型時代劇 |
| スイートホーム | 2020〜24 | ソン・ガン | 約₩3B(約3.3億円) | 約₩30B(約33億円)以上 | VFXの比重が大きい大作 |
| 愛の不時着 | 2019〜20 | ヒョンビン、ソン・イェジン | 非公開(推定₩1.5B前後=約1.6億円) | 非公開(推定数十億円級) | 日本Netflixで超人気 |
| マイネーム: 偽りと復讐 | 約37.5億ウォン前後(約3.5〜4億円)相当の推定 | 約300億ウォン(約28.2億円)推定 | |||
| おつかれさま | 2025 | IU、パク・ボゴム | — | 約₩60B(約66億円) | 映画級の高額制作費 |
| 京城クリーチャー | 2023〜24 | パク・ソジュン、ハン・ソヒ | 約₩7B(約7.7億円) | 約₩70B(約77億円) | Netflixオリジナルの超大作 |
| ナルコの神(麻薬の国) | 2022 | ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン | 約₩5.83B(約6.4億円) | 約₩35B(約38億円) | 海外ロケ多めの犯罪作品 |
| 今、私たちの学校は | 2022〜 | パク・ジフ | 不明(推定₩2B前後=約2.2億円) | 高額制作 | ゾンビ作品で美術・CG多め |
| ザ・キング: 永遠の君主 | 2020 | イ・ミンホ、キム・ゴウン | 約₩1.75B(約1.9億円) | 約₩30B(約33億円)以上 | ファンタジー×恋愛の大作 |
| 梨泰院クラス | 2020 | パク・ソジュン | 非公開(推定₩1B前後=約1.1億円) | 非公開 | 日本で社会現象並みに人気 |
補足
※本記事で記載している制作費は、公式発表ではなく韓国メディア・業界報道・推定値を元にまとめたものです。作品によっては正確な金額が公開されていないため、あくまで参考値としてご覧ください。
涙の女王(2024)制作費が異次元?
Netflix作品は“1話あたり数億円クラス”という超高額ドラマがいくつも存在するとお話ししましたが、その中でもひときわ話題になったのが 『涙の女王』。
制作費のスケール、演出、キャストの豪華さ──どれを取っても「これは…別次元では?」と言われるほどでした。
ここからは、そんな『涙の女王』にフォーカスして、実際いくら使われているのか? なぜここまで高額になるのか? を、数字を交えて深掘りしていきます。
韓国ドラマ「涙の女王」制作費
大ヒットした涙の女王(Queen of Tears )は、
キム・スヒョンとキム・ジウォンが夫婦役で主演を務め、 約35〜40億ウォン(約3.5〜4億円)前後 /話の巨額予算でした。
全16話で合計560億ウォン(約56億円以上)と言われています。韓ドラの中でも 歴代トップ級の超高額ドラマです。
① キム・スヒョンの出演料が“ドラマ史上最高額級”
- 1話あたり 約8,000〜1億円相当 と言われるトップ俳優
- キム・ジウォンも人気急上昇で高額ライン
主演2人だけで制作費の大部分を占めるレベルです。
② 映画スタッフ並みの豪華な制作体制
- 演出・脚本がヒットメーカーコンビ
(チャン・ヨンウ×キム・ヒウォン×パク・ジウン脚本家) - 映画人材を多用
- セットも映画のように作り込む
③ 海外ロケ & ハイクオリティ美術・衣装
- 欧州ロケ
- 豪邸・オフィスのセットが実質映画レベル
- CG・特殊効果も多い
単純に、1話あたりの制作スケールがドラマの域ではないです。
④ Netflix配信で“グローバル予算”が投入された可能性
Netflix作品ではないけど、世界配信に向けて映像品質を上げるための追加予算が投入されたと言われています。
韓国ドラマは、海外向けになると一気にクオリティをあげるようです。
Sweet Home -俺と世界の絶望-(2020)
続いて、ソン・ガン主演で世界的ヒットとなった Netflixドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』も深堀していきます。
こちらは、約30〜35億ウォン(約3〜3.5億円)/話 と推定された報道もあり、韓国ドラマの中でもトップ級の“超高額制作費”として知られています。
韓国ドラマ「Sweet Home 」推定制作費
- 1話あたり:30〜35億ウォン(約3〜3.5億円)
- 全10話(1シーズン):総制作費 300〜350億ウォン(約30〜35億円規模)
『涙の女王』よりは低いけど、韓国ドラマでは異例のハイクラスです。
① モンスターCGが映画レベル
『Sweet Home』は、
「怪物の質感・動き」 が作品の要。
- ハリウッド級VFXスタジオを複数起用
- 1体のモンスターだけで“映画1本分のCG費”と言われたケースも
CG量が段違いだと、自然と制作費が跳ね上がります。
② Netflixの“グローバル予算”
Netflixオリジナル作品は
映像クオリティを落とせないというルールがあるため、
- 海外視聴者向けの高解像度映像
- CG/美術に対する追加投資
- 世界配信前提の制作体制
これらで予算が一気に増えます。
③ アクションシーン・特殊セットが多い
- 建物の一部を“崩壊状態”で再現
- 火災・爆破系の特殊撮影
- 高難易度アクション多数
普通のドラマとは比べ物にならない“別ジャンルの制作費”がかかっています。
④ キャストの人気上昇で人件費も増加
特にソン・ガンは世界的人気が爆上がりしたタイミングで、
シーズンを追うごとに出演料も上がり、制作費に影響しました。
韓国ドラマは、人気俳優の出演料が高騰していることや、グローバル配信を意識した大規模制作が増えたことで、1話あたりの制作費が日本よりずっと高くなる傾向があります。特にトップ俳優の出演料が高額化している点もあり、全体の費用が引き上がる傾向があります。
日本ドラマの1話あたりの制作費(目安)
では日本ではどうなのか気になりますよね。
日本では韓国に比べると、 ドラマ1話の制作費はかなり低めとされていて、公式に細かい数字が出ることは少ないけれど、業界関係者や比較報道ではこう言われています。
日本ドラマの一般的な目安
平均で約3,000万円前後(約2,000〜4,000万円)/話 程度
(主演俳優のギャラや制作費を含めてもこれくらいという指摘あり)
韓国と比べると、平均の半分〜1/3程度と見られることが多いです。
| 国 | 1話あたりの制作費(目安) |
|---|---|
| 韓国ドラマ | 約 1.8〜4億円前後(トップ作はもっと高い) |
| 日本ドラマ | 約 2,000万〜4,000万円程度 が一般的な目安 |
日本ドラマの高額制作費はある?
ここで少し比較として、日本の「高額ドラマ」もチェックすると、こんな作品がよく名前に挙がります。
- 坂の上の雲(NHK)…推定250億円
- TOKYO VICE(HBO×WOWOW)…約88億円
- 今際の国のアリス(Netflix)…約30億円
- JIN-仁-(TBS)…約20億円
結構な額です。ただ、正直、韓ドラ好き目線だと
「聞いたことない作品が多い…」
「これ本当に元取れてるの?」
という疑問が湧いてきてしまいました。
韓ドラは世界中で話題になるのに、日本ドラマは…回収できているの?
韓国ドラマは世界中で話題になって、制作費以上の収益が出ていそうなのに、日本の高額ドラマは名前も知らないものが多くあり、
「これ黒字なの?どうやって回収してるの?」
と疑問がでてきます。
その理由には“構造的な違い”があることがわかりました。
韓ドラは「回収できる仕組み」が圧倒的に強い
韓国ドラマのビジネスモデルは、世界を相手にしてるのが最大のポイント。
- Netflix・Disney+・Primeなど 190カ国へ一気に配信
- 海外放映権の価格が高い
- OST、イベント、俳優ブランディングでも収益
- リメイク権や二次利用も強い
つまり、韓国国内だけじゃなく
“世界市場で制作費を回収する仕組みが確立してる” のがデカい。
日本ドラマは「回収源」が少ない
一方、日本のドラマは…
- 海外での視聴が限られている
- 配信権で得られる金額が小さい
- 二次利用(リメイク・海外再放送)が弱い
- 地上波は広告収入だけでは限界
- 高額作品ほどリスクが高い
つまり、国内市場だけで勝負しているから、
韓ドラのように“世界から回収できる構造”になっていない。
結論:制作費の額より“回収の仕組み”が決定的に違う
韓国ドラマ → 世界配信で制作費以上を回収しやすい
日本ドラマ → 国内中心で伸びにくい
だから、「韓ドラは高額でも理解できるのに、日本の高額ドラマは謎…」という私の違和感は、本質をついていたんだと思います。
もちろん、日本のドラマ界も頑張ってほしい。
だけど、正直なところ、韓ドラにハマってから半年、気づけば日本ドラマをほとんど見なくなってしまいました。
おそらく、もう何年も前から同じように“韓ドラに流れている人”は多いはず。
結局のところ…
韓国ドラマの大優勝
韓国ドラマの大優勝です!
演出、制作費、回収構造、世界戦略、話題性
どれをどう比べても、いま勢いがあるのは韓ドラです。
「韓国ドラマを観てしまうと他が物足りなくて観れない!」
それくらい圧倒的なんだと、調べてみて改めて感じました。
良かったらこちらもご覧ください。
▶ 【韓国ドラマ☆リメイク比較】韓国版は大ヒット日本版苦戦の理由
▶ 韓国ドラマが成功する理由



